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梅酢の成分がもつ「６つの効果」とは？
梅酢の成分がもつ「６つの効果」とは？
クエン酸が疲れを回復させ疲労感を軽減させます。梅酢の効果：疲労回復
梅酢の酸味が、食欲を増進する作用があるため、食欲不振の改善に効果があります。梅酢の効果：食欲増進
梅酢に含まれるクエン酸などの有機酸には、強い殺菌効果があります。 その効果はチフス菌や赤痢菌、大腸菌などの菌が梅の酸にふれると、2時間後には完全に死滅するほど[1]。梅酢の効果：殺菌・抗菌
動物実験では梅酢抽出物を摂取することで、血液と肝臓中の中性脂肪を減少させたと報告されています[2]。梅酢中のポリフェノールが脂質の代謝に影響を及ぼすことが分かっています。梅酢の効果：ダイエット効果
梅酢に含まれるリオニレシノールという成分は抗酸化作用をもっており、老化や動脈硬化などの疾病を防ぐといわれています[3]。梅酢の効果：抗酸化作用
梅酢に含まれる梅リグナンのひとつであるリオニレシノールや梅肉抽出エキスには、がんの発生につながる細胞の変異を抑える働きや、さまざまな種類のがん細胞の増殖を阻害する働きがあります[4][5]。梅酢の効果：抗がん
ヒトを対象に梅の成分に着目した研究では血圧上昇を抑制する効果はみられなかったという報告[6][7]と、みられた[8]という研究の両方があります。 効果の見られなかった研究では梅酢のポリフェノールを対象に研究しているため、他の成分に特化した研究だと効果がみられるかもしれません。納豆の血圧を下げる作用！ナットウキナーゼがすごい
※高血圧が高めの方86 人に8週間ナットウキナーゼ補給したところ、収縮期血圧 -5.55 mmHgと拡張期血圧 -2.84 mmHgがみられました。
血栓があると血管が狭くなり、血を流すために圧をかけないと流れなくなるため高血圧になってしまいます.
納豆に含まれるナットウキナーゼの血栓を溶かして血液をサラサラにする効果により、詰まっていた血管が広くなり高血圧を予防してくれるためと考えられています[11][12]。
梅酢と納豆の組み合わせは効果あり？量に注意！
梅酢と納豆はともに健康に良い効果がある食品のため、一緒に食べることでより効果が期待できます。 ただし、梅酢には塩分が含まれているため、摂りすぎてしまうと逆に血圧が高くなってしまう可能性もあります。 梅酢大さじ1(15g)あたり塩分は約1g含まれていますので、梅酢をプラスする場合はその分、食事での塩分を減らすようにしましょう。 また、梅酢に含まれるクエン酸は、たくさん摂ってしまうと胃腸に負担をかける場合がありますので摂りすぎには注意しましょう。まとめ：梅酢と納豆の組み合わせは健康や美容に効果的
【参考文献】 [1] 梅の有機酸に関する研究 https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1968/2/3/2_179/_pdf/-char/ja [2]濃縮脱塩梅酢がハムスターの脂質代謝に及ぼす影響 http://www.jtnrs.com/sym22/22_131.pdf [3] 梅 酢 中 の ア リル テ トラ リ ン化 合 物 の 抗 酸 化 活 性 お よ び抗 変 異 原 性 https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1995/50/4/50_4_203/_pdf [4] Anticancer properties of Prunus mume extracts (Chinese plum, Japanese apricot) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31491438/ [5] 有用成分に基づく梅加工品づくり https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/64/6/64_288/_pdf [6] Safety and adherence of Umezu polyphenols in the Japanese plum (Prunus mume) in a 12-week double-blind randomized placebo-controlled pilot trial to evaluate antihypertensive effects https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25216771/ [7] Potential hypotensive effects of Umezu polyphenols: a 14-week community-based, double-masked and placebo-controlled trial https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32947390/ [8] 健常人の梅酒飲用一年間とその後6カ月の血圧と血清脂質の変化 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030760507.pdf [9] Kim, J.Y., Gum, S.N., Paik, J.K., Lim, H.H., Kim, K.C., Ogasawara, K., Inoue, K., Park, S., Jang, Y., Lee, J.H.: Effects of nattokinase on blood pressure: a randomized, controlled trial. Hypertens. Res. 31, 1583–1588 (2008) [10] Fujita, M., Ohnishi, K., Takaoka, S., Ogasawara, K., Fukuyama, R., Nakamuta, H.: Antihypertensive effects of continuous oral administration of nattokinase and its fragments in spontaneously hypertensive rats. Biol. Pharm. Bull. 34, 1696–1701 (2011) [11] Effects of nattokinase on blood pressure: a randomized, controlled trial https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18971533/ [12] Consumption of nattokinase is associated with reduced blood pressure and von Willebrand factor, a cardiovascular risk marker: results from a randomized, double-blind, placebo-controlled, multicenter North American clinical trial https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27785095/