食について興味を持った本の内容と、その理由の小論文例:思いつかない時

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小論文の問題

いままで読んだ本の中で、食について興味を持った内容と、その理由を 800 字程度で述べなさい。
(本のタイトルと著者名をわかる範囲で明記すること。ただし、漫画は除く。)

 

※今回は本が思いつかなかった時の書き方です

犬くん
犬くん
そんな本なんて無いよ~!何も思いつかないよ~!
思いつかない場合は、自分で架空の本を作ろう!
そら
そら
犬くん
犬くん
えっ・・・いいの?
何も書かないよりはまし!
そら
そら

「和食」「食育」「子ども食堂」など社会的に話題になったキーワードや、問題視されていることは大体本になっている!

⇒自分の得意分野の内容に持ち込もう!

小論文解答例

今回は、本が思いつかなかったので架空の本を創造して書いています!

 

私がいままで読んだ本の中で一番印象に残っており、食について興味を持った本は子ども食堂の必要性や現状、課題について書かれている本である。その中でも特に食について興味を持つことなった内容は、子ども食堂を通じた食の支援による繋がりの重要性が書かれている部分である。
興味を持った理由は、本を読む前は子ども食堂というのは単に貧困家庭の子どもに食事を提供するという、子どもの貧困を支援する場だと思っていたからである。しかし、本を読む中で、食事を提供するだけではなく、子ども食堂という食事の場を通じて地域社会や住民とのふれあいによるコミュニケーションをとるという地域交流の重要な場所となっていることが分かった。このことから、食を通じたコミュニケーションという点で、食の大切さをより実感することができた。
その一方で子ども食堂のデメリットもあり、家庭での食によるコミュニケーションの希薄化や子ども食堂を運営する場所の確保が難しいこと、食品の調達が難しいこと、資金面での問題などで長期的に運営を継続するには多くの支援が必要であることも述べられていた。
しかし、家庭での食事はもちろん大事ではあるが、現状、孤食が問題視されているように、共働きの核家族では子どもの食を十分に見ることが難しい家庭も多い。その中で、子ども食堂という食を介したコミュニケーションやふれあいの場があるのは子どもにとっても親にとっても精神的な支えになるのではないかと感じた。
本を読んだことで、子ども食堂は食事の提供だけではなく、食を通じたつながりを大切にする場であることに気づくことができた。将来、自分が管理栄養士として働く際にも食の提供だけではなく、食を通じたコミュニケーションやつながりも大事にできるようになりたいと感じた。

(原稿用紙で書いた場合、空白込み783字)

 

小論文の考え方

犬くん
犬くん
書く時に考えた流れは?

問題文を読む

何も思いつかない!!!

 

1,自分の書けそう・得意分野からテーマを決める。

2,大筋と文字の配分を考える(マス付きの回答であれば、序文本文結論の文字のところに印をつける)

3,メモリーツリーで書き出す。

この時、問題文から小論に入れないといけない内容を入れる。
・いままで読んだ本:子ども食堂の本(内容:子ども食堂の必要性、現状、課題)
・食について興味を持った内容:食のつながりの大切さ
・理由:食事の提供だけだと思っていたけど、食はつながりも生むこと

個人的には「興味を持った内容=心を動かされた、今までの考えとは違った」ところなので、これまでの自身の考えとは違った部分を書く

4,メモリーツリーで出た内容を序文・本文・結論に振り分ける(問題に沿った内容だけ。出たこと全部振り分けなくても良い)。

結論がずれてないか、問題文に書かれていることは入れてあるか確認。

5,まだ出そうと思っても、時間になったら書き始める。

60分だとすると問題文の読み取り~書き始めるまで13分くらいの配分です。

 

詳しくは↓をご参考下さい。

そらいろブログ

小論文に苦手意識が強い方も多いと思います。 私も苦手で何から手を付ければいいのか分からず悩みました。 ですが、小論文のコ…

6,誤字脱字の確認

犬くん
犬くん
完成!!

 

そら
そら
自分の得意分野の内容に持ち込んだら大抵の内容は書ける!ひるまず頑張りましょう!
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