こんにちは、管理栄養士のそらです！
保育園の栄養士の業務内容を知りたい！という方に、
実際に保育園で働いたことのある栄養士さんに聞いて給料や業務、メリット、デメリットなどをまとめています。
保育園の面接から決まるまでの流れ
小規模認可外(1〜20人／日)
生後６ヶ月〜6歳 (だいたい3歳になると認可、幼稚園へいくので〜3歳までが多かったです。)
病院の保育園
365日
夜間保育週1で有り
調理3人(全員パート、シフト制なので勤務は基本1人)
面接では志望動機、いままでの職歴(経験)を聞かれ、終始和やか感じで進んでいきました。
保育園での勤務は初めてでしたが、大量調理経験があり、調理や衛生の面を理解しているのでそこをアピールしていきました。
勤務時間は3〜８時間で1日のときもありますが午前中のみやおやつ作りまでが多かったです。休憩もしっかりとれました。
新規立ち上げの保育園だったため最初他の事業所(保育園)の栄養士さんが指導してくれました。私自身初めての保育園での仕事だったので不安でしたが、教えていただきとても助かりました。
電車通勤だったので交通費は全額支給でした。
有給は消化できるように対応してくれました。
時給は年に1度数十円あがっていきました。栄養士か調理師の免許があると手当がつきます。
また土・日・祝・年末年始はプラスで手当がつきました。
他の園に比べると少し安かったかも。
地域差はありますがわたしの探している時は900〜1000円が多かったです。
保育園栄養士のメリットや楽しいこと
- 子供たちが可愛い！
- 食べられなかったものが食べられるようになったなど子供達の成長がみられると嬉しい
- 美味しかったよなどの声が嬉しい
- イベントごとは大変だけど達成感がある
保育園栄養士のデメリットや辛いこと
- 小規模保育園だったので基本調理などは1人で作業することが多かったので寂しい
- 給料が安め
保育園栄養士の仕事内容や業務
業務内容は、
献立作成
発注
納品
その他事務作業
献立は１ヶ月単位で本社から送られてくるので、それを園内で出来るものへ(使える調理器具やアレルギー児対応のため)食材の変換などして園に合ったものにしていました。
季節の食材をいれたり、イベントのときは園長先生と相談しながら考えました。
行事食の写真です！
▼節分 頭の部分はキーマカレー
▼ハロウィン おやつ
▼ハロウィン
残業はほぼなし！
病院の保育園だったため基本的に365日開いていました。
子供の人数が少ないときはレトルト対応などもありその日は調理はなしで保育士さんにお願いすることもありました。
週に1回夜間保育があり、その時は１時間遅く残り夕食作成までします。
8:00 出勤 子供の人数確認(離乳食、アレルギー児など) 仕込み
8:45午前中おやつ準備配膳
給食作り 途中おやつの下膳があるので洗浄も
10:30 給食盛り付け
11:00 給食配膳
12:00 給食下膳、洗浄
12:30休憩
13:30午後おやつ作り
15:00 午後おやつ配膳
15:30 午後おやつ下膳、洗浄
16:00 掃除
17:00退勤
午後はおやつによって作成時間が異なります。手が空いた時間に事務作業(献立確認、発注など)をしていました。
日によって離乳食の子がいたりいなかったり、また形状が違ったりと毎日違うのでその子がどれなら食べられるのかなど把握する必要があります。
食べている所など様子を見に行くことは出来ましたがやはり1番近くでみている保育士さんに相談しながら様子を伺ったり形態を変えたりするのでコミュニケーションをしっかり取る必要があります。
また旬の食材や離乳食の子でまだ食べていない食材が献立にでてきたときはこの日までに食べてきて欲しいと親御さんに声かけをお願いをします。
夏になると保育園でとれた野菜を園児が持ってきてくれるのでそれを使用して給食を作ったりもしました。
アレルギー児や宗教の関係で食べられないものがある子もいるので食品成分には細心の注意を払います。
アレルゲンになりやすい、小麦、卵はレシピには取り入れず米粉で代用が多かったです。
おやつでケーキやドーナツをつくるのですが、米粉だと調整が難しくうまく膨らまなかった、硬くなってしまったなどがありました。試行錯誤しながら作り、上手くできたときはとても嬉しかったです。
パートでしたが社内や市で行なっている研修に参加させてもらい色々な情報を得ることができて勉強になりました。
辞めた理由は、妊娠し産休にはいるタイミングで退職しました。
保育園栄養士のまとめ
- 子どもがすき！
- イベントなど考えるのがすき！
- 料理はもちろんお菓子作りがすき！
という方にはおすすめな保育園栄養士！
参考になったら嬉しいです！