世界一受けたい授業やホンマでっかTVなどテレビでも取り上げられ、インスタグラムやユーチューブなどでも話題の痩せ菌ですが、
やせ菌の正体は?
ヤセ菌って存在するの?しないの?
と思う方も多いと思います。
そこでこの記事では、
痩せ菌の正体や存在するのかしないのか、定義や働きについて科学的に根拠に基づいて詳しく解説していきたいと思います。
結論から言うと、
- 痩せ菌の正体は→善玉菌(もしくは善玉菌+日和見菌)
- 痩せ菌の種類や菌名、正式名称→善玉菌の種類がたくさんありすぎて言い切れない。
- 痩せ菌の働き→食欲を抑える短鎖脂肪酸を増やす
- 痩せ菌は存在するのかしないのか→定義があいまいですが、痩せ菌=善玉菌であれば存在する
痩せ菌の正体は?定義は決まっていない
痩せ菌の正体は善玉菌(サイトによっては善玉菌+日和見菌)のこと
痩せ菌というのは、数年前から出てきた造語のため、「痩せ菌」のしっかりとした定義はありません。
一般的には、腸内細菌の中でも「よい働きをする菌」がやせ菌と呼ばれています。
やせ菌=善玉菌だけであったり、
善玉菌と日和見菌(善玉菌と悪玉菌のうち数が多い方に味方する菌)を合わせてやせ菌と言っているサイトもあり、
はっきりと定義されていません。
やせ菌は存在するのかしないのかについては、
やせ菌の定義があいまいですが、
「やせ菌=善玉菌」であれば存在する!
「やせ菌=痩せさせてくれる腸内細菌」という考えだと、不明(そこまで詳しく研究されてない)
というところです。
痩せ菌の種類や菌名、正式名称は無い
腸内細菌の種類は約1000種類も生息していることが知られています(参考:eヘルスネット)。
そして、やせ菌と呼ばれる善玉菌にも数多くの種類があります。
そのため、やせ菌=〇〇菌といった個別の菌ではなく、
「善玉菌」など一部の菌全体を指した名称となっています。
痩せ菌の働きは食欲を抑える「短鎖脂肪酸」を増やす
短鎖脂肪酸とは腸内細菌が作る成分のこと。(参考:ヤクルト中央研究所>短鎖脂肪酸)
短鎖脂肪酸には、食欲を抑える働きがあると言われています。
そのため、痩せ菌の働きとしては食欲を抑えて食べる量を減らすと言われています。(参考:ニュートリー)
痩せ菌と善玉菌の違いはあまりない
腸内細菌の種類は大きく分けて
「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」
の3つに分けられます。
日和見菌は腸内の環境のによって、善悪どちらにもなりうる菌のこと。
多い菌の見方をします。
痩せ菌は「善玉菌」だけのことを指している場合と、
「善玉菌」「日和見菌」をまとめて痩せ菌という場合もあります。
まとめ:やせ菌の正体は善玉菌!
まとめです!
- 痩せ菌の正体は→善玉菌(もしくは善玉菌+日和見菌)
- 痩せ菌の種類や菌名、正式名称→無い。善玉菌の種類がたくさんありすぎて言い切れない。
- 痩せ菌の働き→食欲を抑える短鎖脂肪酸を増やす
- 痩せ菌は存在するのかしないのか→定義があいまいですが、痩せ菌=善玉菌であれば存在する
最近よく見るようになった「痩せ菌」というキーワードですが、
昔からお腹にいる善玉菌のことをさしている場合が多いようです。
そして、善玉菌の栄養となるのは自分自身が食べている毎日の食事です!