今回は、アプリゲームの「ツイステッドワンダーランド」がなぜ人気なのかについて、個人的な考えや理由を書いています。
1.ティザー手法によるプロモーション
ティザーサイトの「ティザー」とは、情報を少しずつ出すことで「もっと知りたい!」という興味をあおる方法です。
ゲームなどのエンターテイメントを中心に、最初は「タイトル・発売(公開)日」程度の情報を発表し、順次、キャラの画像や動画などのビジュアルなどの詳細情報を公開していくというスタイル!
ツイステもアプリ配信の1年前からティザーサイトやPRイベント、ツイッターなどを通じ、情報をあえて出しすぎないことで、興味を引き好奇心を掻き立てるプロモーションをしていきました。
また、同時に報酬付きの事前登録を行い、プロモーションとの相乗効果により知名度や人気を広げていったといえます。
もちろん、広報がスゴイからというだけではここまで人気にはなりません。プロモーションに加え、アプリ自体の完成度の高さや内容も高く評価される理由の一つです。
2.ターゲットがしっかりしていて幅広い
ファンを獲得するには、どんな人が利用するのかというターゲットである「ペルソナ」の設定が肝となります。
ペルソナは性別や年齢、どういったことが好きな人をターゲットにするかなど細かい設定のこと。
これを行うことで、ピンポイントでファンを狙い撃ちできます。
しかし、このペルソナけっこう設定が難しくふわっとしてしまいがち。
ツイステはその「ペルソナ」がしっかりしいて、しかも幅広い!
- 豪華な声優を多数起用することで個々の声優ファン
- ディズニーとのタイアップでディズニーファン
- イラストなどを女性人気の高い「枢 やな(黒執事の作者)」先生が担当しており、黒執事のような女性向けの漫画ファン
- 多様なキャラとストーリーを楽しめる乙女ゲームファン
また、どれも10代~の女性に人気でコアなファンが多く、それぞれがかぶっている要素も大きいです。
こうしたファンを的確に狙い撃ちしていき、幅広く取り込んだことで人気のコンテンツとなったのではないかと思います。
加えて、今までの人気ゲームである歴史ものの『刀剣乱舞』やアイドルものの『あんさんぶるスターズ!』などのコンテンツと被らない、悪役をメインとしたブラックファンタジーという新しいカテゴリーなのも注目をあびる要因であったと思います。
3.公式が二次創作を許可で認知度もアップ
公式より「許諾はしていないがモラルの範囲内でお楽しみください」とのお達しが。
個人的に、こういったコンテンツで二次創作の数は認知度にかなり関わってくると思っています。
その点、公式が認めてくれるとなれば、ファンアートをSNSなどでもシェアしやすく、他ユーザーの目に付く機会も増えます。
とりわけツイッターやSNSなどでは趣味が似ている者同士で同士繋がっていることも多いので、ファンアートなどを見る機会が多くなれば、認知度も高まりおのずと興味を持つ可能性も上がりますよね!
実際にツイッターや絵や漫画の投稿サイト『pixiv』でもかなり人気が出ており、投稿数も右肩上がりで伸びています。
4.キャラとストーリーの魅力が刺さる
キャラクターは枢先生がデザインされているだけあって、どのキャラも主人公レベルでカッコいいです。
また、キャラが豊富で1人1人のバックグラウンドや、キャラ間の関係性やストーリー展開で細かい設定がされつつ全てが明らかになっていないので想像の余地もあります。
二次創作する側からすると、個別キャラはもちろんキャラ間の設定や関係性がものすごーく大事です。
個別キャラに加えキャラ同士の設定もされており、しかも妄想の余地があるということで二次創作しやすいといえます。
夢女子(キャラ×自分)も多く、これは、監督生のビジュアルや口調が決まっていないので自由に投影しやすいためだと言えます。
まとめ:なぜツイステッドワンダーランドは人気なの?人気の理由を徹底解明!
色々書いてきましたが、とにかく考え込まれて作られているツイステッドワンダーランド、実際私もハマっております。
これからも人気が続きそうなツイステッドワンダーランド!目が離せませんね!